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負担になる家と負担にならない家

負担になる家と負担にならない家

2021/04/20

坪単価とは、

家にかかった総工事費用を

単純に延床面積で割った数字のことですが、

この金額は、家が大きくなるに連れて

安くなっていくものだし、

逆に、家が小さくなるに連れて

高くなっていくものです。

 

それゆえ、坪単価にこだわって家を建ててしまうと、

必然的に家の面積が大きくなってしまうため、

それに連動して家の価格も高くなります。

 

25坪の家と35坪の平屋のお家では、

坪単価は35坪の方が5万円ほど安いものの、

建築費用は500万円ほど高くなってしまう、

といった感じに、ですね。

 

25坪×70万円=1750万円

35坪×65万円=2275万円

また、家が大きくなれば、


単純に家の価格が高くなるだけじゃなく、


それに付随した様々な費用も


高くなってしまうことになります。


 


例えば、35坪の家と25坪の家では、


単純に10坪家の大きさが違いますが、


もしこれらのお家が平屋だとしたら、


土地の大きさも10坪違ってくることになります。


 


仮に土地の坪単価が20万円だとしたら、


200万円土地価格が違ってくるということですね。


 


また、土地が広くなれば、


その分外構工事にかかる費用も高くなってしまいます。


工事面積も増えるし、境界の長さも増えるからです。


 


つまり、坪単価を重視して家づくりをしようとすれば、


必然的に、家・土地・外構全てのコストが


高くなってしまうということ、なんですよね。


 


さらに、家や土地が大きくなると、


家づくりをする時にかかるイニシャルコストだけじゃなく、


家を持ち続けている間、


ずっとかかり続けるランニングコストも


高くなってしまいます。


 


まず、家や土地にかかり続ける固定資産税です。


面積が大きくなった分、


高くなるのは当たり前ですよね。


 


土地に関しては、200㎡を超える分に関しては、


200㎡までの税金の2倍かかることになるため、


それも理解した上で購入するようにすべきですしね。


 


光熱費は、広さというよりも


そこで暮らす人数に最も左右されるものですが、


それでも家が広くなれば、


その分高くなりやすいとも考えられますよね。


 


15年〜20年ごとにかかるメンテナンスコストに関しても、


家が大きくなれば、その分高くなってしまいますし、


設備の老朽化に伴うリフォーム工事などの際も、


家が大きくなれば、その分高くなってしまいますが、


これらも家を維持していく上では、


決して欠かすことが出来ないコストなので、


この点もご理解いただいた上で、


家づくりを進めるようにしなければいけません。


 


このように、家をやみくもに大きくしてしまうと、


生涯にわたって、それらのコストが


あなたの負担につながってしまいます。


 


ですから、やみくもに


家を大きくしてしまわないためにも、


家づくりをする時に、


坪単価の高い安い、を重視しないように


していただければと思います。


 


かつ、家の大きさは坪は欲しいという考え方も、


しないようにしていただければと思います。


これも、やみくもに家を大きくしてしまう


大きな大きな原因ですから。


 


それでは、、、


 


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