野末建築

漆黒の住まいと純白の店舗。開きと閉じが共鳴する「洋食屋ポテト」

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施工事例(新築注文住宅)

漆黒の住まいと純白の店舗。開きと閉じが共鳴する「洋食屋ポテト」

物件データ

建物種別
 木造(SIMPLE NOTE)
工期
施工住所
三重県伊賀市
家族構成
間取り
店舗併用
施工面積
邸名
洋食屋ポテト

Concept

店舗併用住宅で実現した、究極の「公私混同させない」デザイン

■ 外観デザイン:
対照的なボリュームが描く「おもてなし」と「守り」 三重県伊賀市ののどかな風景の中に現れる、黒と白の鮮やかなコントラスト。右側の白いボリュームは、街の人々を優しく招き入れる「洋食屋ポテト」。左側の黒いボリュームは、家族の平穏を守り抜く「住居」。一つの建築の中で、店舗と住宅という相反する機能を、SIMPLE NOTEらしい明快なロジックで表現しました。

不特定多数が訪れる場所だからこその「窓なし」設計 住宅部分のファサードには窓が一つもありません。店舗併用住宅において、最大の懸念は「プライバシーの境界線」です。窓をなくすことで、お客様の視線を物理的にシャットアウト。どこに家族がいるのかを感じさせない設計は、どんな防犯設備よりも住まい手に究極の安心感をもたらします。

「店舗の顔」としての美しさを永く保つ 店舗の入り口は、温かみのある木目のアクセントと清潔感のある白い壁面で構成。住宅部分に窓がないことで、壁面を汚す最大の原因である「雨だれ」を根源から断ちました。将来のメンテナンスコストを抑えながら、お店としての品格を何年先も維持し続けることができます。

■ 内観デザイン:
中庭が創り出す「カーテンのいらない日常」 店舗側の大きなガラス扉からは光が溢れ、住宅側の玄関を一歩入れば、外観のクローズドな印象とは真逆の、開放感あふれる空間が広がります。

光の拠点:家族を繋ぐ「中庭(パティオ)」 建物の中心には、高い壁に囲まれた中庭を配置。この中庭が「光の装置」となり、リビングの隅々まで柔らかな自然光を届けます。周囲からの視線を100%カットしているため、住宅地や店舗併用という環境を忘れ、一日中カーテンを開け放して素足のまま過ごせる、家族だけの自由な空間です。

無垢の温もりが広がる「癒しのLDK」 床一面に広がるのは、豊かな表情を持つ杉の無垢材。漆黒の外観からは想像できないほど、内装は明るく開放的な空気に満ちています。中庭の大開口サッシを通じて視線が外へと抜けるため、実際の面積以上の広がりを感じさせ、日々の食卓や寛ぎの時間をより豊かなものへとアップデートします。

■ 機能美:
暮らしと仕事を整理する「合理的な解決策」 大量のストックを支える「大容量の土間収納」 洋食店としての買い出しや、家族の荷物を一手に引き受ける広い土間収納。稼働棚を設けることで、生活感が出やすいアイテムを機能的に整理し、居住スペースを常にスッキリと保つことができます。

ハイドアが創り出す「視覚的なリズム」 天井まで届くハイドアを採用し、垂れ壁という「空間のノイズ」を排除。壁と扉のラインを統一することで、シンプルな空間に洗練された美しさと、奥行きのある透明感を与えています。

■ この家のコンセプトまとめ
「店として開き、家として閉じる」という矛盾を、「窓のない設計と中庭」という合理的なロジックで解決。

SIMPLE NOTE がこの家で実現したのは、お客様に愛される「お店の顔」と、家族が心からリラックスできる「聖域」の完全なる共存です。店舗併用住宅という枠を超え、周囲の環境に左右されない真の自由を手に入れた。その扉の向こうには、本当の心地よさが待っています。
SIMPLE NOTE 滑川 studio/野末建築 理想を形にしていく過程でデザインが生まれる。
※SIMPLE NOTEはすべて自由設計です。

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