家の価格を坪単価で判断してはいけない理由
2026/04/03
最小限のコストで家づくりをするためには、
「土地・建物・庭(外構)」という3つの項目のバランスを
うまく取らなければいけませんが、
土地や庭のコストをカットするためには、
まず根本となる「家のコスト」を最小限に抑える工夫が欠かせません。
おはようございます。
Kanonstylehome! Enzouです。
家のコストを無駄に上げないために、まず知っておいていただきたい重要なポイントがあります。それは、
✔ 家の価格を坪単価で判断しない!
ということです。
なぜなら、坪単価が安ければ安いほど、実は家自体の価格は高くなってしまう傾向にあり、さらには電気代や固定資産税といった「維持費」までも高くなってしまうからです。
坪単価の「落とし穴」とは?
例えば、あなたが同じ土地の上に、全く同じ仕様で「20坪」と「40坪」という2つのプランを検討していると仮定しましょう。
この場合、2つのプランの坪単価は、実におおよそ10万円ほど違ってくることになります。
その最も大きな理由は「水回り」のコストです。
仮にキッチンやバスルームなどに200万円かかっているとすると、坪単価への影響は以下のようになります。
・20坪の家:200万円÷20坪=坪単価 10万円
・40坪の家:200万円÷40坪=坪単価 5万円
このように、家の大きさが違うだけで、坪単価には5万円もの差が生まれるわけです。
しかし、40坪の家は坪単価が安い反面、建築総額は20坪の家に比べると圧倒的に高くなります。
・20坪の家:70万円×20坪= 1,400万円
・40坪の家:60万円×40坪= 2,400万円
総額とランニングコストを考える
つまり、坪単価は「家が大きくなるほど安くなり、小さくなるほど高くなる」という性質を持っています。
ところが家の総額は、その逆で「家が大きくなるほど高く、小さくなるほど安く」なります。
そのため、家の価格を坪単価だけで判断してしまうと、つい面積を大きくしすぎてしまい、結果的に非常に高い買い物をしてしまう可能性が高くなるというわけ、なんですよね。
また、面積が大きくなれば、一生涯払い続けることになる「固定資産税」も高くなりますし、冷暖房にかかる「電気代」も増えてしまいます。
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✔ 同じ面積でも「形」で坪単価は違う?
さらに知っておきたいのは、坪単価は「家の形」によっても異なってくるということです。
例えば上記のAとBは、形こそ違いますが、どちらも同じ100㎡(30坪)の家です。
しかし、面積は同じでも「家の周囲の長さ」が全然違います。
・Aの周囲:10m+10m+10m+10m= 40m
・Bの周囲:5m+20m+5m+20m= 50m
外周が長くなれば、それだけ外壁の工事面積が増えることになります。
となると、当然ながら建築コストも違ってきますよね。
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✔ 家の価格は「総額」で判断する
「坪単価はいくらぐらいですか?」というご質問を時々お受けしますが、これまでお話しした通り、坪単価は土地の形状、家の形、建てる面積によって大きく変動するものです。
もちろん、使用する材料や、どこまでの付帯工事費用が含まれているかによっても異なります。
それゆえ、土地の条件や建物の詳細が分からない段階でいきなり質問されても、正確にお答えすることができないのが普通なのです。
家の価格は、坪単価ではなく「総額」で判断しなければいけません。
そうしないと、思わぬ予算オーバーを招いてしまうからです。
繰り返しお伝えしますが、
・坪単価は、家が大きくなるほど安くなり、小さくなるほど高くなるもの
・家の価格(総額)は、家が大きくなるほど高くなり、小さくなるほど安くなるもの
そして、光熱費や固定資産税も、家が大きくなるほど高くなり、小さくなるほど安くなるものです。
ということで、初期費用(イニシャルコスト)と維持費(ランニングコスト)の両方を最小限に抑えるためにも、「出来るだけ家はコンパクトにした方がいい」ということを覚えておいていただければと思います。
坪単価の安さに惑わされて判断してしまうと、結果的にどちらのコストも高くなってしまうだけですから。
それでは、、、
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