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理想を取るか、現実を取るか

理想を取るか、現実を取るか

2021/09/03

家はあなたの家族を守る資産になるし、

心に豊かさをもたらしてくれることから、

賃貸暮らしをし続けるよりは、

家を持った方がいいと言えるのですが、

とはいえ、大切なことは、

持つか?持たないか?ということよりも、

どのように持つのか?ということです。

 

持ち方を間違えてしまうと、

ただ生活していくだけで精一杯で、

子供たちの進学や自分たちの老後への備えが

出来なくなるのはもちろん、

合わせて、車の持ち方まで間違えてしまうと、

日々の生活さえも苦しくなってしまいますからね。

例えば、


土地に1000万円、家に2000万円、


庭に200万、その他経費に300万、


合計で3500万円かかるとしたら、


あなたに頭金が全くなかった場合、


毎月の返済金額は35年返済にしても


92,000円〜105,000円というドデカい金額となります。


92,000円は金利安めの変動で、


105,000円は金利高めの固定です)


 


そして、これに加えて、


家を持ったからには、


年間100,000円程度の固定資産税と、


年間20,000円程度の火災保険と、


年間120,000円程度の修繕積立金が


(これは任意ですが)必要となってきます。


あと、家電も定期的に壊れるので、


そのための積立として年間120,000円程度。


 


つまり、これらを月ベースに直してみると、


ローン以外に30,000円が


必要だということですね。


 


いかがでしょうか?


現在の家賃が70,000円だとしたら、


ざっと5.2万円〜6.5万円も負担が


上がってもいけそうでしょうか?


 


共働きだから大丈夫という落とし穴


 


普通に考えれば、これだけの負担増は、


相当厳しいはずですが、


なぜか、多くの方が、


こんなバランスが悪い予算設定のまま


家づくりをしてしまいます。


 


その理由が、


共働きだからいけるんじゃないか?


と思ったからなのか、


住宅会社から


「これくらいないと家は建てられません」


と言われたからなのか、


周りの人たちが、


これくらいかけていたからなのか、


は分かりません。


 


しかし、たとえ収入合算をすれば、


銀行から資金調達できるとしても、


このような家の買い方は、


決してすべきではありません。


 


保険と家の費用を見直す必要性


 


前回お伝えさせていただきましたが、


家づくりをするタイミングでは


保険を見直すべきだと思います。


また、それと同時に家づくりの予算も


少しでも抑えるべきだと思います。


 


イメージとしては


保険を12万円圧縮し、


家を23万円圧縮することで、


先程お伝えした家の維持管理費用を


捻出するといった感じでしょうか。


 


そんなこんなで、住宅ローンは、


毎月の返済を23万円圧縮した範囲で


借りるべきだと思っている次第です。


ざっと試算すると、


2500万円〜2800万円ということですね。


 


となると、家づくりの資金を


合計700万円〜1000万円圧縮するか、


あるいは、少しでも多く


自己資金を入れていただくことで、


銀行からの借入をここまで減らして


いただかなくてはいけません。


 


これで家づくりができるのか?


 


もし、あなたに自己資金がなかった場合、


家づくりにかける予算を


かなり圧縮しないといけないわけですが、


実は、そのための知識さえ持っていれば、


この予算で家づくりをすることができます。


 


土地の予算を合理的に圧縮する方法や、


家の予算を合理的に圧縮する方法、


そして庭の予算を合理的に圧縮する方法です。


 


もちろん、それは、


あなたの暮らしを貧しくするものではないし、


むしろ、お金を無駄にかけた人よりも、


ずっと豊かな暮らしをすることが出来るでしょう。


 


そして、経済的な不安も大きく緩和され、


経済的な安定とともに精神的な安定も手に入れつつ


暮らしていくことが出来るでしょう。


 


ということで、


あなたが家も持ちながらも、


これから先ずっと不安なく暮らしていきたいとお考えなら、


今回も含めた直近の5つのブログを


参考にしていただければと思います。


 


きっと、家づくりのヒントになるはずですから。


それでは、、、


 


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