遂にデフレからインフレに!?
2025/01/28
国が発表するデータを見る限り、
ようやく日本は長く続いたデフレ期間を脱却し、
インフレ局面に突入したのではないでしょうか。
そして、そうなるとこれまでとは
お金に対する考え方を変えざるを得なくなります。
物価が上がらない、
あるいは下がっている状態のデフレ局面では、
現金は資産を防衛するにはそれなりに良い手段なのに対し、
物価が上がっている状態のインフレ局面では、
その真逆になってしまうからです。
これまで1000円で変えていたものが
1500円になってしまったとしたら、
150万円の貯金の価値は
100万円に目減りしてしまいますからね。
つまり、お金を現金だけで持っておくことは、
インフレ局面では絶対にやめた方がいいというわけですね。
おはようございます。
Kanonstylehome! Enzouです。
ゆえ、家づくりにおいても
自己資金として内入れ出来るまとまった現金があり、
それを現金のまま置いておこうというお考えをお持ちである方は、
以下のどちらかを選択していただくことをオススメしています。
✔️選択肢その1
まず一つ目の選択肢が、
出来るだけ内入れし住宅ローンの借入額を減らす
ということです。
インフレになるということは
住宅ローン金利が上昇するリスクも高まるということなので、
インフレによる現金の価値の目減りを防ぐとともに、
借入額を減らすことによって
金利上昇による返済負担上昇リスクも軽減出来るからです。
また、近い将来金利が上がる可能性が高まるのだとしたら
内金を入れることによって借入額を減らすことが出来れば、
少々金利が高めである固定金利を選んだとて
返済負担が大幅に増えるということもありませんしね。
個人的には、ローン返済額が減った分、
浮いた資金を長期積立投資に回し続けていただくのが
理想的だと考えています。
毎月、もしくは毎日、
全世界株式のインデックスファンドを
ローン返済期間中買い続けていただくという感じですね。
一例を挙げると、
4500万円の借入を4000万円に減らすことが出来れば、
金利1%、40年返済だとすると
毎月12,643円フローが生まれる。
それを今後40年間ずっと毎月投資に回していただくとして、
それが年率3%平均でお金が増え続けていくとしたら
元本を合計した6,068,640円が
40年後には11,782,760円にまでなるという感じです。
そしてこれを「つみたてNISA」で運用していったとしたら、
増えた分に対して通常かかる約20%の税金が全くかからないので
増えた分が丸々手取りになるというわけですね。
まず1つ目の選択肢がこれです。
✔️選択肢その2
続いて、2つ目の選択肢。
こちらは仮に内入れ出来る現金があるとしても内入れせず
ほぼ全額銀行から借りてその現金を長期積立投資に回す
という選択肢です。
仮に500万円現金があるとしたら、
40年ローンだと考えると
先程と同じぐらいの金額を長期積立投資に回していただける
というイメージですね。
ただし、この場合
借入額が多くなる分利息の支払いが多くなるので、
その分選択肢1より手元に残るお金が少なくなります。
具体例を挙げると、
4000万円の借入を
金利1%、40年返済で借りた場合の総支払利息と
4500万円の借入を
金利1%、40年返済で借りた場合の総支払い利息とでは、
1,068,640円差があるという感じです。
ゆえ、個人的には
選択肢その2よりはその1を選んでいただく方が
良いのではないかと考えています。
もっとも選択肢その2の場合は、
借入額が大きい分
借入名義人に万が一のことが起こった場合、
団体信用生命保険によって
全額繰上げ返済される額も大きくなるので、
そのリスクが高そうなご家庭の場合、
こちらの方がいいかもしれませんが・・
それはさておき、
今回の結論としては、
インフレ局面においては
現金を現金のまま置いておくのは良い選択肢ではないので、
どのみち長期的な目線を持って積立投資をしてください!
というお話でした。
それでは、、、
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