置き家具のすゝめ
2022/10/04
個人的には収納の中は壁面を最大限に活用し
出来るだけ棚を設置すべきだと思っているのですが、
一方でリビングダイニングキッチンには、
備え付けの棚やテーブルなどを
出来るだけ設置して欲しくないと思っています。
理由は3つ。
1つは棚やカウンターをつくることで
空間に凸凹が出来てしまい、
妙にゴチャゴチャした家になってしまうこと。
2つ目は、備え付けのものより
デザインが洗練されている家具の方が
圧倒的にオシャレなこと。
そして最後の3つ目が、
固定してしまうと気分転換に模様替えも出来ないし、
インテリアを変えることによる
空間のイメチェンも出来ないということです。
おはようございます。
Kanonstylehome! Enzouです。
そんなこんなで、個人的には
キッチン前につくる食卓代わりのカウンターや、
ダイニング近辺につくるスタディカウンターや、
リビングにつくる固定のテレビボードなどを
基本的に推奨していません。
固定してしまうと間違いなく
後から困ったことになっちゃいますしね。
いらなくなったからと簡単に壊せるものでもなければ、
どうしても邪魔だからと壊すことになった場合、
それなりにコストと手間がかかるわけですからね。
✔︎お気に入りを買うことのすゝめ
テレビがブラウン管から薄型になったように、
またパソコンがデスクトップからノートになり、
あるいはタブレットやスマホで代替されているように、
製品は刻一刻と進化していっているがゆえ、
いっときの流行に合わせてつくった固定の棚は、
時の経過とともに使う必要がなくなり、
ただの物置へと化してしまいます。
利用用途がなくなった後も、
ずっと存在し続ける以上、
物置として使うしかない、からです。
ダイニングやリビングなどにつくった棚は、
パッと物が置けてしまうので、
わざわざ収納の中に片付けに行くよりも便利ですしね。
その点、置き家具なら、
いらなくなれば移動させればいいし、
インテリアを変えることが出来れば、
その時の気分に合わせて
空間のイメージを変えることだって出来ますからね。
確かに、気に入ったデザインのものを買おうと思うと、
いささか値段が高く一瞬怯んでしまうかもしれません。
ですが、個人的にはその費用を惜しまず
自分たちが納得のいく気に入ったデザインのものを
買ってもらいたいと思っています。
理由は簡単。気に入ったもの、
そして少しばかり値段が高いものは、
ずっと愛着を持って大事に扱いたいと
思う可能性が高いからです。
なので、家を建てる時には
✔︎固定のカウンターは極力つけないこと。
✔︎気に入った家具が買えるように、
家具の予算を十分にとっておくこと。
この2つに気を付けていただければと思います。
それでは、、、
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野末建築
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